集英社ビジネス書

書籍情報
転ばぬ先の 転んだ後の「徒然草」の知恵
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ISBNコード978-4-08-786014-6
四六判ソフトカバー 224ページ 1,200円(本体)+税
2012/4/26発売
気づく仕事
著者:博報堂 研究開発局
広告会社博報堂、発想の秘密を公開!

「気づく」仕事、それは博報堂の仕事の基本。
「共同脳空間」というチームの力を使い、
互いに「気づき合う」ことで創造的発想を
生み出していく方法をわかりやすく具体的に紹介!


◆博報堂の仕事の本質は、生活者の欲望に当人よりも先に「気づく」ことにあります。
それはほとんど「基本動作」のようなものであり、もはやある種の「体質」のようなものかもしれません。

◆「気づき」が私たちの仕事すべてに通底するということは、全ての社員に「気づく」ことが求められます。「気づき」には職種や役職は関係しません。すべての社員が同じ土俵に立ち、自由に対等に互いの「気づき」を誘発し合あわなければ、新たな「気づき」など、到底望めないからです。この思考の場を、私たちは「共同脳空間」と名づけています。

◆私たちは、ごくふつうの人間です。天才ではありません。ふつうの人間が、お互いの発想をぶつけ合い「気づき合う」から、ふつうの生活者が気づけないことに「気づく」ことができるのです。それが私たちの考える「共同脳空間」というチームの力です。

◆この手法は、会社の仕事はもちろんのこと、趣味の集まりでもマンションの理事会の会合でも、あるいは家族の会話やソーシャルネットワークでの意見交換でも、あらゆる場面で共通して応用することが可能です。

◆ビジネスマンはもちろん、みんなで「気づき」を求めるすべての人たちに、「共同脳空間」を使って創造的な発想、「気づき」を見つける手法を、なるべくわかりやすく、具体的に解説したのが本書です。

【目次】
はじめに― 考えるあなたへ、知っておいてほしいこと

■博報堂の打ち合わせは7割が雑談?−「気づき体質」の発想文化
  ●生活者の欲望に、当人よりも先に「気づく」仕事
  ●「気づき」を生活者に促し、社会で共有する活動
  ●「気づき」を生む組織と思考風土
  ●博報堂の力=「共同脳空間」というチームの力

■それは「気づき」ではない 今こそ必要な「気づき」への気づき
  ●あなたへの質問
  ●定常期を迎えた「課題先進国」日本
  ●これまでの常識が常識でなくなる
  ●「変化しない時代」への大変化
  ●「気づき」とは、固定観念にとらわれず本質を探りあてようとする営み
  ●次を生み出し、形にする力を持とう

第1章「文殊の知恵」は、なぜ3人なのか   「気づき」を生み出す「共同脳空間」
  ●「文殊の智恵」にあって、「烏合の衆」にないもの

■「気づき」を妨げているものは何か? 
  ●「目の前にあるのに見えない」ものを見つける難しさ
  ●「気づき」を妨げるのは、自分自身

■「気づき」の作法
  ●ものごとのありのままを見る
  ●思考の往復運動により、視点を移動させる
  ●「気づき」を生みやすい環境をつくる

■みんなで気づくための「共同脳空間」という考え方
  ●「気づき合う」という発想
  ●「打ち合わせ」という方法
  ●「気づき」を生みやすい環境=共同脳空間
  ●共同脳空間の強み
COLUMN そもそ門−1 そもそも「気づき」とは?

第2章 組織論からキラーパスは生まれない   「共同脳空間」を展開させるための「運動論」
  ●「気づき」を得るための効果的なプロセスとは?

■はじめに「人」と「ことば」ありき
  ●人=フォーメーションの重要性
  ●ことばの重要性

■共同脳空間を動かす
  ●さあ、打ち合わせを始めてみよう
  ●共同脳空間を阻害するもの
COLUMN そもそ門−2 「気づき」のロジックとは?

第3章 会議を止めて、打ち合わせを始めよう   「気づき」の感動に触れる
  ●あなたも博報堂の打ち合わせに参加してみよう

■とある打ち合わせ―打ち合わせが始まった?
■となりの打ち合わせ―業務の終わり、「気づき」の始まり
■向かいの打ち合わせ―会社の仕事と、社会の仕事
COLUMN そもそ門−3 「気づき」を生むためのことばの作法とは?

第4章 「気づき」の道具箱
  ●用途別・人と人との間にあって機能することば

■共同脳を駆動するさまざまなことば
  ●共同脳を回すことば
  ●個人脳を働かせることば
  ●問い直してみる
  ●俯瞰して関係を探ってみる
  ●構成してみる
  ●共同脳の回転を止めてしまうネガティブワード

■「気づき」の曼荼羅
  ●共同脳空間のことばのフォーメーション
  ●【共同脳の駆動】
  ●【個人脳の思考】
  ●【俯瞰する・構成する】【自問する・自覚する】

■「気づき」の心得
  ●共同脳空間を効果的に駆動するために
  ●「気づき」の心得
COLUMN そもそ門−4 共同脳空間の論理とは?

さいごに―  「気づく」ことから「気づかせる」ことへ

■「気づく仕事」を書くことで「気づいた」こと―   「気づき」は、ずっと終わらない
  ●「気づく」ことははじまり
  ●「気づく」ことは喜び
  ●「気づく」ことは〈気づかせる〉こと
  ●「気づく」ことは新しい関係をつくること

■「気づき」で変えていく、人と社会の新しい関係−   あなたの「気づく仕事」のために
  ●「仲間」とは何だろう
  ●「評価」とは何だろう
  ●「幸福」とは何だろう
  ●「仕事」とは何だろう
著者紹介
博報堂 研究開発局(はくほうどう けんきゅうかいはつきょく)
博報堂社員一人ひとりの「気づく力」「考える力」「生み出す力」を触発し、いかにうまく活かすことができるか。そうした視点から、必要な知見や技術、発想法をはじめ、マーケティングやコミュニケーションの方法論などを体系的に研究し、データベースや手法・ツール類のかたちで開発しています。
その中で、博報堂の発想力=「気づく力」の源泉を「生活者発想」による「チームの力」と位置づけ、これからの世の中に重要で、誰にでも役に立つものであるとの認識から、今回、書籍のかたちにまとめ、『気づく仕事』として発表いたしました。

中谷 吉孝(なかたに よしたか)
博報堂 研究開発局 局長 研究主幹
1981年博報堂入社。以後、マーケティングやコミュニケーションに関する諸研究開発業務に従事。2008年より現職。

手塚 豊(てづか ゆたか)
博報堂 研究開発局 グループマネージャー 主席研究員
1985年博報堂入社。以後、マーケティングプラナーとしてクライアントの諸戦略立案に従事。2008年より現職。

春名 宏樹(はるな ひろき)
博報堂 研究開発局 上席研究員
1991年博報堂入社。以後、コピーライターとして広告制作に従事。2001年より現職。
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