ISBNコード978-4-08-786042-9
四六判 ソフトカバー 256ページ 1,300円(本体)+税
2014/4/25発売
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予備校なんてぶっ潰そうぜ。
著者:花房孟胤(はなふさ たけつぐ)
日本の大学受験の地理的・経済的な格差を解消するべく、
無料の授業動画サイト「manavee(マナビー)を
たったひとりで立ち上げた、東大生・花房孟胤の奮闘記。
●東大生の半数は年収950万円以上の家庭で育ったというデータがあるように、
日本の大学受験には地理的・経済的な格差が厳然と存在する。
●その格差を解消するために、無料の授業動画サイト「manavee(マナビー)」を立ち上げた
東大生の花房孟胤が赤裸々に書き下ろした、サイト設立から運営の苦労、成功に至るまでの軌跡!
【目次】
はじめに
第1章 2009年4月〜
■僕は変わり者?
■外国語を手軽に覚える方法
■カーン・アカデミー
■そして僕は学校に行かなくなった
■生まれて初めてのプログラミング
■マナビーが生まれた日
■一緒に東進をぶっ潰そうぜ!
■プログラムって、すげー!
■目標達成。でも、お金がない
第2章 2011年1月〜
■やれることは、なんでもやってみよう
■授業撮影は、こんな感じ
■マナビーの将来について考えてみる
■ポータルサイトを目指すべき?
■急ごしらえの泥舟には、誰も一緒に乗ってくれない
■「やりたい人はどうぞ」って言えばいいんだ!
■大学生が授業をやる意味ってあるかな?
第3章 2011年4月〜
■人は簡単には集まらない
■家系ラーメンが僕のエネルギー
■開発→問題発生→修正→問題発生→修正…
■僕の部下は透明な巨人だ!
■待望の並走ランナー現る
第4章 2011年10月〜(1)
■組織化への第一歩
■一周年記念パーティーでの宣言
■お友達付き合いは不要
■暴走機関車現る
■人は根本的には変わらない。ならば歩み寄ればいい
■片手間はNGワード
第5章 2011年10月〜(2)
■人前で話すのは嫌いだ
■共同創業者が欲しかった
■やっぱり世の中お金だよ
■もっとも下手くそなやり方で感情をぶちまけた
■初めてマナビーのユーザに会った
■いったい何者だろう、この人は?
第6章 2011年12月〜
■赤ジャンパー再び
■ここだけバブル
■キツネは会長秘書
■僕はこの会社で仕事をすることになった
■初めて依頼主のために何かを作る
■まあ、好きにやってみてやぁ
■この人のために働きたいと思った
第7章 2012年1月〜
■NHKから取材依頼が来た
■ひとりで勝手に脳内講演会を開催
■僕にもプライドがある
■望まれていたものを作ると喜んでもらえる
■アルコールの力で体力の限界をもう5%引き伸ばす
■僕の判断は拙速だった
■どうにもこうにも僕は無能な人間だ
■こんなにみっともない自分はいつ以来だろう
■キャンパス増やしすぎ?
■サーバ、ダウン
■何の価値もなくなった僕を、それでも肯定してくれる存在が目の前にいた
第8章 2012年3月(2月?)〜
■それでも僕は諦め切れなかった
■マナビーに「オトナ」がやってきた
■一年半の時間を要して、やっと組織の核を見つけ出した
■ふたり目の「オトナ」現る
■爆発的な成長を遂げるためには何が必要なんだろう?
■マナビーの事業計画を練り直そう
■目標を大幅に軌道修正していった
第9章 2012年4月〜
■マナビーの創業者として
■学生は無知で未熟?
■僕は絶対に間違ってない
■インテリなんて大嫌いだ
■やっぱりシステムしか信頼できない
■人が入れ替わるのは、組織としてむしろ健全かもしれない
■そして孤独感だけが残った
■人生で初めて、目の前の問題から逃亡した
■北へ、北へ
■またひとり、僕のもとから去っていった
■僕はもう誰も恨んでない
おわりに
著者紹介
花房孟胤(はなふさ たけつぐ)
1989年生まれ。NPO法人manavee(マナビー)代表理事。
東京大学文科三類2年のときにmanaveeを創業し、独学でプログラミングを覚えてサイトを開設。
システムエンジニアとして受託開発と資金調達をひとりでこなしながら、
3年間で、manaveeを約35大学にまたがる活動に拡大させる。
何かに集中すると、風呂に入らなくなる特性を持つ。
manavee ウェブサイト
http://manavee.com/