ISBNコード978-4-08-786072-6
四六判 176ページ 1,200円(本体)+税
2016/7/26発売
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「おそ松さん」の企画術
ヒットの秘密を解き明かす
著者:布川郁司
企画とは、いかに“企み”、
いかに“画策”するかである。
日本のアニメ産業を長年支えてきた著者が明かす、
コンテンツビジネスを成功に導く企画の極意!!
なぜ「おそ松さん」は、
社会現象とまで言われるほどの
大ヒットになったのか?
◆「うる星やつら」「魔法の天使クリィミーマミ」
「NARUTO―ナルト−」「おそ松さん」などを手がけ、
40年以上にわたって日本のアニメ産業を支えている、
スタジオぴえろの創業者が、
アニメ業界における“企画術”をテーマに、
エンターテインメントビジネスのヒットの極意を語りつくします!
◆日本経済は長年、「ハード」の産業によって成長してきました。
一方、アニメやマンガといった「ソフト」の産業は、注目度こそ高いものの、
ハリウッド映画のような世界進出に成功したわけではありませんでした。
◆しかし、現在の日本では、「ハード」の産業が行き詰まりを見せています。
そんな中で、かつてないほど「ソフト」の産業への期待が高まってきています。
◆では、「ソフト」の成功を左右するものは何でしょうか?
あらゆるビジネスパーソンが、ビジネスのヒントにできる
エンターテインメントの知恵とは、何でしょうか?
◆それが「企画術」です。
◆企画とは、いいアイデアを生み出すことで完結するものではありません。
たとえ、企画に弱点があったとしても、それをヒットに導くために、
いかに「企み」、いかに「画策するか」が最も重要な要素なのです。
◆「おそ松さん」をはじめとする大ヒットアニメ制作の裏側や秘密も満載、
ビジネスパーソンだけでなく、アニメファンも興味津々、必読の一冊です!
【目次】
第1章 なぜ『おそ松さん』は社会現象になったのか?
第2章 「匂い」こそが、良い企画の条件である
第3章 理論武装より、「熱」を大事にする
第4章 「赤字覚悟」も、ときには必要だ、
第5章 逆境のときほど、「新しい売り方」を考える
第6章 日本から企画で海を越える方法
著者紹介
布川郁司(ぬのかわ ゆうじ)
株式会社ぴえろ取締役最高顧問。 1947年山形県酒田市出身。
竜の子プロダクションでアニメーター・演出家として「タイムボカン」
「ヤッタ―マン」などを担当。1979年株式会社ぴえろ設立。
「うる星やつら」「魔法の天使クリィミーマミ」「幽☆遊☆白書」
「NARUTO−ナルト−」「BLEACH」「おそ松さん」など
多数のTVアニメ、映画の企画・制作に携わる。